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朗読会のご報告

C) 海 外

2012年12月01日(土)フィリピン・アテネオ大学 朗読会

  これまでたった一つの命フィリピン支部が開催した朗読会の中で、今回が一番希望的な朗読会となりました。先日12月1日、アテネオ大学内で行われた朗読会には、朗読メンバーの家族や友人、様々な学校や団体からの代表が参加しました。

  今回は、特に日本から誉佳さんのお父さんが参加し、フィリピン支部のスタッフメンバーにとっては大きな励みとなりました。また、多くの参加者からも、誉佳さんのお父さん自身が命の意味と価値を促進するこの運動を率先して行っている姿に深く感動していました。

  参加者の中には、「ちょうど、私自身困難に直面している時で、この朗読会に参加する機会が持てたことで、自分自身を省みることが出来た。」という感想を述べてくれた方もいました。この朗読会で読まれたメッセージや誉佳さんのストーリーに深く感動した参加者は、それぞれの家族や友人のありがたさを改めて実感していました。

  今回の朗読会の大成功をきっかけに、たった一つの命フィリピンのスタッフメンバーは、今後更に活発に朗読会を開催し、愛と命の運動を推進しようと活気づいています。

フィリピンでの朗読会参加報告

アテネオ大学(ATENEO DE MANILA UNIVERSITY)朗読会
2012年12月1日(土)

常任顧問 西尾 良秀

フィリピン・アテネオ大学
フィリピン・アテネオ大学

 先日、フィリピン・マニラで開催された朗読会に参加してきました。現地でもこれまで何度か朗読会を開催していましたが、今回は、青年たちだけで開催した特別な記念すべき内容があり、私も急きょ応援に駆け付けることになりました。

 久しぶりの海外に、行きは緊張しながら飛行機に乗り込みましたが、隣席の日本人の方がとても親切で、昨今のフィリピン事情を教えてくれたり、お互いの活動も紹介したりしながら、すっかり緊張感もほぐれました。

 機内から雲海を眺めていると、ふと娘のことが浮かんで来て、今、フィリピに向かっているのは、私なのか娘なのか錯覚するほど、娘の心に同化し、娘の願いが伝わって来ました。

 朗読会当日、私は、近くの友人宅のビルの屋上から、朗読会が開催されるアテネオ大学のグランドを撮影しました。気温は32度でも、蒸し暑さはなく意外とカラッとしていて、ブルースカイに白い雲がたなびいていました。

 アテネオ大学は、1959年に創設されたSociety of Jesusが運営するカトリック系の総合大学です。学部生の在籍数は約7700名で、付属小学校から大学院までの教育体制を整えています。フィリピンの最高学府の頂点ともいわており、国際的にもかなり高い位置にあります。また、日本人の留学生も多いそうです。

紹介ボードには英語のチラシが掲載されていた。
紹介ボードには英語のチラシが掲載されていた。

 今回の朗読会は、初めてフィリピンの大学内での開催となり、アテネオ大学はじめその他の大学関係者やボランティア団体を招待しました。50名定員の小さなセミナールームがほぼ満席となりました。

 参加者は、暖かい眼差しで歓迎し、朗読会のメッセージの内容や朗読会の企画そのものにも興味を示してくださいました。初めての朗読会で皆感動し、今後積極的に応援してくれると聞き、大きな希望を持ちました。

フィリピン・アテネオ大学での朗読会の様子
アテネオ大学での朗読会の様子

 今回の朗読会は、英語とフィリピン語の両方の朗読をしました。やはり英語より母国語が心に響くようで、タガログ語で朗読会した「おばあちゃんへ」は、特に涙をこらえるシーンも見られました。終わった後、参加者の目がキラキラ輝いていて、感動の余韻が伝わり、翌日の機内でも彼らの純粋な心が脳裏に焼き付きました。英語は公用語ですが、やはり母国語の方が、この国の祖先より流れる民族固有の魂や文化の本質を心で味わうことができるのでしょう。

 朗読会終了後、ケソン市の学生団体の方から、「1月に朗読会を検討していますが、いつまで滞在されるんですか?」と聞かれ、「明日帰国します。」と言うと、「ええ!この朗読会だけのために・・・」と驚きと感動と残念な表情が印象的でした。

ケソン市の学生団体(PLMAR)
ケソン市の学生団体(PLMAR)

 初めて朗読会を経験したスタッフもとても感動し、スタッフ自身が朗読会に対するポジティブな意識を持ち積極的に取り組む姿勢を持ってくれたことが、また大きな収穫でした。

 振り返るとあっという間の2泊3日でしたが、娘の誉佳が他界し5年になる今、彼女が残した「たった一つの命だから」という言葉が、日本のみならず、国外にも広がりつつあり、娘が共にいるように思います。

スタッフのミゲルさんとカレンさん
スタッフのミゲルさん(後列左)とカレンさん(前列中央)

 彼女が亡くなる一週間前に描いた虹は、これから出会うフィリピンの人々との間に、希望の架け橋となるのではと感じられました。娘は、天国に旅立ったものの、彼女の魂は、この運動とともに欧州やアメリカやアジアにと、すでに多くの国々に広がっています。

 私は、娘とともに生涯のライフワークとして、この運動に取り組んでいきたいと改めて誓いました。そして、何よりも応援してくださっている日本の友人や世界のスタッフの方々に深く感謝したいと思います。娘と同年代のフィリピンスタッフと親しく接することが出来、まるで成長した娘にでもあったような気持ちになりました。青年達の運動として、フィリピンでも若きリーダーが現れ、この運動が大きく広められることを誰よりも願っています。

現地のOOLスタッフと記念写真
現地のOOLスタッフと記念写真

 名のあるフィリピンの大学での朗読会に参加できたのは、個人的にも新しい扉を開くことになり、歴史的なことでした。この度の朗読会は現地スタッフと東京の本部のスタッフの支援により、成功を収めることができ、安心して帰国の途につきました。今回は、現地スタッフと交流でき、何よりも朗読会に感動した純粋なフィリピンの方々と新しい出会いができたことが土産話となりました。


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